オール電化住宅の電気代、電力会社の乗り換えでさらに安くなる?——新電力比較のポイント

オール電化住宅は電気使用量が多いため、電力会社の乗り換えによる節約効果も大きくなります。プラン比較で確認すべきポイントを解説します。

オール電化住宅こそ電力会社の見直し効果が大きい

オール電化住宅は給湯・調理・暖房のすべてを電気でまかなうため、一般家庭に比べて年間の電気使用量が大きくなります。電気使用量が多い家庭ほど、電力会社を切り替えたときの単価差が総額に与えるインパクトも大きくなるため、実はオール電化住宅こそ電力会社の見直しによる節約効果が出やすい家庭だといえます。

電力自由化とオール電化専用プラン

2016年の電力小売全面自由化以降、大手電力会社だけでなく多数の新電力会社がオール電化住宅向けのプランを提供するようになりました。従来は電力会社が地域独占で提供する「深夜電力プラン」しか選択肢がありませんでしたが、現在は新電力各社が独自の深夜割引プランやポイント還元を組み合わせたプランを用意しており、比較検討の余地が広がっています。

比較する際に確認すべきポイント

  • 深夜時間帯の単価:オール電化住宅の電気代は深夜電力の利用比率が高いため、昼間の単価だけでなく深夜帯の単価を必ず比較する
  • 基本料金の設定方式:契約アンペア数に応じた基本料金か、最低料金+従量制かで会社ごとに仕組みが異なる
  • 時間帯区分の違い:「深夜」「昼間」の2区分か、「朝晩」を含めた3区分かによって、生活スタイルに合う・合わないが変わる
  • 解約金・契約期間の縛り:新電力の中には最低利用期間や解約金が設定されているプランもあるため、契約前に確認する

切り替えでどれくらい節約できるか

年間の電気使用量が多いオール電化住宅では、単価がわずか1円/kWh下がるだけでも、年間で数千円〜1万円以上の差になることがあります。実際の節約額は世帯人数や使用量、現在契約しているプランによって大きく異なるため、直近1年分の検針票やマイページの使用量データをもとに、複数社のシミュレーションを比較することをおすすめします。

切り替え手続きの流れと注意点

電力会社の切り替えは、新しい会社に申し込むだけで完了し、工事や停電を伴わないのが一般的です。ただし、切り替え直後は検針・請求のタイミングがずれることがあるため、乗り換え月の請求額だけを見て一喜一憂せず、数ヶ月分の実績で比較するとよいでしょう。また、オール電化専用のエコキュートや蓄熱暖房機を使っている場合は、深夜電力時間帯の設定が新しい契約でも従来通り機能するか、事前に確認しておくと安心です。

まとめ

オール電化住宅は電気使用量が多い分、電力会社の乗り換えによる節約効果も大きくなりやすい傾向があります。深夜帯の単価や時間帯区分、契約条件を比較したうえで、自分の生活スタイルに合ったプランへの切り替えを検討してみましょう。

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